安全で気軽に楽しく観覧できる大花火へ

安全対策名目の新たな「有料エリア」

 6月15日付広報は、とりで利根川大花火は今年、10000本に増発して実施することを掲載。合わせて有料の「さじき席」に加え、無料観覧エリアの1部に「有料エリア」を設置すると報じました。それについて取手市観光協会(会長中村修取手市長)は、来場者の集中・混雑が予想されるエリアを有料にすることでその方面への来場者を少なくして安全を図るとしています。
 しかし、かなりな区域が有料化されることで、無料で観覧できる地区に人が集中して安全面が不安になり、混乱したり事故が発生するおそれもあります。過去には2001年の明石花火大会歩道橋事故のような大事故も起きています。
 日本共産党は6月26日、観光協会の会長でもある中村修市長に対して、来場者が安全に気軽に楽しく観覧できる大花火へ、有料で新たな負担を求めるという安易な方法でなく、保安要員の配置、交通規制等による万全な安全対策をとるよう要請しました。